本学の博士後期課程学生が国の事業でSaudi Arabian Oil Company(通称サウジアラムコ社)R&Dセンターに1/16から2/13まで派遣され,研究しています.帰国後に報告会を行います.ベールに包まれたサウジアラビアでの世界最大の石油生産量と利益を誇る企業での経験を,研究面だけでなく生活面などからも語る予定です.
講師は工学部化学バイオ系学科に入学後,一貫して鳥取大学で学び,4年生以後は固体触媒化学を専門としてカーボンニュートラル化に資する酸素発生反応に対する電極触媒の原理解明や新規材料開発に取り組んできました.博士後期課程を間もなく修了し,2026年4月から名古屋大学教員に就任予定です.
本事業は一般財団法人国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力 機関(JCCP)研究者派遣事業(https://www.jccp.or.jp/training/research/)として実施されました.この事業で派遣される研究者として学生が選ばれたのは初めて(https://www.jccp.or.jp/docs/research_disptach_2024_JP)で,石油関連ではなく純粋に再生可能エネルギー利用に資する課題を持つ研究者が選ばれたのも初めてです.サウジアラビアは産油国でありながら豊富な太陽光が降り注ぎ,同国のひとびとは再生可能エネルギー利用にも強い意欲を持っています.本派遣事業はこれを推進する意義を有しています.