触媒学会 固体酸塩基点の作用と設計研究会
設立の趣旨
固体酸塩基はそのままで環境低負荷型酸塩基触媒として石油精製・化学プロセスに広く用いられているのみならず,イオン交換体として遷移金属触媒の担体などにも有用である.しかしながら,酸性質の測定や触媒・担体としての働きなどに関して,ゼオライトとその他,酸と塩基など固体酸塩基を通じた原理が理解されていない.6年間の固体酸触媒の原理と応用研究会では,触媒討論会でのセッションや独立したシンポジウムを通じて固体酸性質の測定や酸点の働き,新規な応用例を議論し,原子のレベルで酸触媒の働きを明らかにしてきた.これを発展的に改組し,主につぎのことについて議論できる場をつくりたい.
(1)固体上のブレンステッド・ルイス酸点の定量的測定法の確立
(2)固体上の塩基点の解析
(3)酸塩基性質と酸塩基点に保持された遷移元素種の化学特性の相関
(4)ゼオライトとその他の固体酸の作用の統一的解釈
(5)固体酸と固体塩基の作用の統一的解釈
(6)固体酸塩基を触媒・担体とする難度の高い反応へのチャレンジ
活動予定
依頼講演(首都大学東京 三浦大樹先生) 口頭発表11件(全てA1) 2019/9/29 AM J会場
ポスター発表6件
世話人(勤務先)
大友亮一(北海道大学)
大山順也(熊本大学)
小倉賢(東京大学)
恩田歩武(高知大学)
片田直伸(鳥取大学)
定金正洋(広島大学)
宍戸哲也(首都大学東京)
中島清隆(北海道大学)
水垣共雄(大阪大学)
横井俊之(東京工業大学)
世話人代表 片田直伸
〒680-8552 鳥取市湖山町南4丁目101番地
鳥取大学工学部附属GSC研究センター
Phone / Fax 0857-31-5684
E-mail: katada**tottori-u.ac.jp ("**"を"@"に変えて送信してください)
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